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2005-12-18

「酔って候」レビュー

できるときにやっとけと思うのでやるなら暇な今日だ。
ということで小説レビュー。感想。

紹介するのは司馬遼太郎の「酔って候」。
幕末の4人の賢候たちを題材にした短編集です。
このごろ司馬遼太郎しか読んでいません。
大学で一人たりとも理解してくれません。
何あのじじくさい人みたいな目で見られてるわけです。
まあそんなんはどうでもいいですけど。

土佐の大名、山内容堂の「酔って候」、薩摩の島津久光の「きつね馬」、伊予宇和島の伊達宗城「伊達の黒船」、肥前の鍋島閑そうの「肥前の妖怪」(そうが出てこなかったけど艘の右側だけの漢字です)。維新の中心になった藩の藩主たちがどのように維新を切り抜けたか。それぞれ時代が同じなので同じ場面が出てきたりとパラレルワールドみたいなところもあります。

おすすめは「酔って候。」
部屋住みの武士が藩主の不運な死により一夜で藩主になる。博学な知識と行動力で土佐を動かしていく。彼が死ぬ最後まで坂本竜馬に会ったこともないというのは印象に残った。竜馬との身分の差がアメリカにおける白人と黒人の差で表わされているのが分かりやすかった。竜馬は郷士という身分であり山内家が土佐に入る前からいる長曾我部家の家来であった者たちの子孫であり、当時の身分差別の実情がありありとかかれている。
あと「肥前の妖怪」も読み応えがあります。

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